お引越しを考えている人には必ず動機があります。
その動機には2つのパターンがあると思います。

ひとつは更新・転勤・就職・結婚等のイベント発生の為に必要に迫られた場合で、この場合はほとんどのケースで期限があります。

もうひとつは親元からの独立・気分転換などで、別にいつまでということではなく、いいお部屋が見つかれば引越ししようかなっていうケースです。

いずれのパターンにも言える事ですが、引越しを考えた場合、必ず理由があるはずです。
あなたがなぜ引越しをしなければいけなくなったのか、その理由をしっかり考えてみてください。

例えば、賃貸の場合2年に一度更新の時期があります。
一般的にこの時期を機会に引越しを考える人は非常に多いのですが、今のお部屋に満足していれば別に引越しは考えずに更新契約をします。
ということは、この人には引越しをする理由がなかったということですね。

お部屋探しスケジュール(いつから行動に移す?)

お部屋探しの理由をしっかり自覚したら、次にスケジュールを立てます。

スケジュールといっても決めるのはお部屋探しの最終期限だけです
「いつまでに引越しをするのか」を明確に決めてください。

冒頭で述べた2つのパターンのうち前者は期限を決めるのは容易ですが、後者の場合ははっきり決めておかないと、なかなかお部屋が決まらないということになりかねません。

特に、いいお部屋があれば・・・なんて思っている人は、引越しの期限と後述する希望事項をしっかり整理してから行動に移しましょう。

さて、スケジュールで期限を決めたらそこから逆算すれば、いつから部屋探しの行動に移したらいいかがわかります。

引越しスケジュールの逆算

引越しスケジュールの逆算

契約をしてしまえば家賃は発生しますが、それ以降であればいつ引っ越しても自由です。

お部屋探しや内見に費やす時間は、個々の都合もありますが最短で1日~2日あれば充分でしょう。

その結果、

契約日=引越し日

としてさかのぼると、2週間前ぐらいに行動に移すのがいいことがわかります。
あまり早く動き過ぎると、引越し予定日よりかなり早くから家賃が発生してしまいます。

また、転勤などのように急ぐ場合は1週間以内でお部屋探しから契約完了も可能です。

ちなみに私の経験ではお部屋探しから引越しまでの最短記録はなんと2時間でした。
まあ、その気になればなんとでもなるものですが、皆さんは無理のないスケジュールをたててみてください。

家賃のダブリに注意

さて、引越しのスケジュールを立てる際に考えなくてはならないことがもうひとつあります。

それは家賃のダブリです。

実家や寮からの独立の方は別として、今現在賃貸住宅に住んでいて、次も賃貸に住みかえる場合、今の家賃と新しいお部屋の家賃がダブッてしまう場合があります。 というより、ほとんどの場合はダブリが生じてしまいます。

理想はやはりダブリなしで引越しをしたいものですがなかなかそうはいかないようです。

今お住まいのお部屋を退去するときには1ヶ月ないし2ヶ月前に「退去届」を出して大家さんに退去の意思を伝えます。
この「退去届」というのは、通常1ヶ月前に知らせることにより大家さんは、今のお部屋にまだ人が住んでいる状態のまま次の入居者を探すことができます。

いってみればこの「退去届」というのは空室期間をなくそうとする大家さん寄りの取り決めと言えそうです。

賃貸からの転居の場合、お部屋探しの方法は次の2種類が考えられます。

  1. 退去届を出してから次のお部屋探しをする。
  2. 次の転居先が決まってから退去届を出す。

もうおわかりのとおり、家賃のダブリが多く発生してしまうのは2番で、最高1ヶ月ダブッて(今の家賃と新しいお部屋の家賃を重ねて払うこと)しまいます。

しかし1番の方法だと、退去届を出して1ヶ月以内に新しいお部屋を決めないと野宿しなければいけなくなってしまい、けっこうプレッシャーを感じてしまいます。

次のお部屋が決まらないからもう一ヶ月退去を延ばしてほしいって言ってもその頃には次の入居者が決まっているでしょう。
ですから私は、できれば安全策である2番の方法をお薦めします。

しかも新しいお部屋を決めて入居審査をパスした時点で退去届を出すのがベストです。
あとは家賃発生をどれだけ遅らしてもらえるかを交渉するのです。

2番の方法の場合、家賃のダブリを半月以内に抑えられればほぼ成功といえるでしょう。

お引越しを考えた時は費用(予算)の中に家賃のダブリ分も考慮して見積もっておかないとあとあと出費がひびくことになるので注意が必要です。

自分の希望をまとめる

それでは次に、自分の希望条件を整理しましょう。
お部屋探しのポイントは次の3つです。

1.場所 希望沿線・最寄駅からの距離・周辺環境など。
2.家賃 お部屋の1ヶ月の家賃の上限・契約時にかかる総費用の予算等。
3.間取り ワンルーム・1DKなどの具体的な間取りの希望のほか、マンション/アパート等、建物の構造や築年数、オートロック・エレベーター等の共用施設、バス/トイレ別・ガスキッチン・エアコン等の設備的な希望など。

上記の3つのポイントはお部屋を決定するにあたり非常に重要になりますので覚えておいてください。

例えば駅に近くて築年数が新しいマンションは、家賃が高い傾向にありますが、広さをある程度我慢すれば少し安くなるとか、駅から離れれば広くて新しいマンションが比較的安く借りられるなど、必ずこの3要素の組み合わせで諸々が変化します。

なかなかお部屋が決まらない人は、自分の希望条件がはっきり決まってない人がほとんどです。
自分はどのポイントを重視(こだわり)するのかよく考えてみてください。